2015年4月21日火曜日

『通院の勧め』

 『通院の勧め』と言われても自分には関係ないと思われる方も多いと思います。

 でも、自分ではどこも悪くないと思っていても、

 「人前に出る気がしない」、「働きたくない」、

と言われる方の中には、その背景に病気や障害が隠れている場合も少なくありません。

 全国の調査でもわかっているのは、ひきこもり状態にある方の内1/3に何らかの精神障がいが、1/3の方には何らかの発達障がいが潜んでいる場合があります。
 残りの1/3の方も、眠れない、イライラする、他罰的で親などと喧嘩が絶えないといった皆さんの生活の安寧を損ねているものも含めて、通院して生活の質の改善に役に立てる支援をしてもらえることもあります。

 「あなたには病気も障がいも何も無い」、とお医者さんに言ってもらえたり、やりたいと思っていても出来ないのは背景に病気や障がいがあったせいで難しかったのだとわかるだけでも、
随分と安心できるのではないでしょうか?

 その場合に受診する病院は心療内科精神科の病院で発達障がいやひきこもりのことにある程度お詳しい先生の所を受診することが二度手間にならず良いようです。よかよかルームや精神保健福祉センターでは、精神保健福祉センターで行われたひきこもりの勉強会に出られていた先生をご紹介することが出来ますのでどうぞご相談ください。精神保健福祉センターでは医師との面談も出来るようですのでお問い合わせくださいね(737-8829:火曜10~13時)。

 長らくひきこもっていて、またはよかよかルームを利用はしていても状況の改善がなかなか見られないと思われる方は、是非一度受診をされてみませんか?